- 30 名前：（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん [sage]：2006/01/30(月) 16:23:17 ID:b5zbcqsw
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ほんの些細なことで
友情が壊れることは
∧ ∧
( '∀`)ノ ('( ∀ )
( ) | )
> > し｀ Ｊ
まぁ割とよくある話だ
- 31 名前：（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん [sage]：2006/01/30(月) 16:24:14 ID:b5zbcqsw
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そいつとは中学のときに知り合った
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二二二二二二二二|￣‖￣|二二∧∧二二二二二二二二二
三三三三三三三三三三三三三三( ∀ )三三三三三三三三三
( )
し｀Ｊ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
県内の別の中学校からの転校生
そういえば何故転校してきたか結局訊かずじまいだったな
- 32 名前：（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん [sage]：2006/01/30(月) 16:25:24 ID:b5zbcqsw
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常にヘラヘラ薄ら笑いを浮かべた
はっきり言って見るからに頭が悪そうな
年不相応の幼さが存分に残っている奴だった
∧ ∧
( ∀ )
( )
し｀ Ｊ
性格も見た目に違わずかなり人懐っこかった
羨ましいくらいの天性の明るさと社交性を持っていた
クラスに馴染むのも恐ろしいほど早かったな
- 33 名前：（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん [sage]：2006/01/30(月) 16:26:27 ID:b5zbcqsw
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それとは全く逆に当時の俺は社交性なんぞ欠片も無かった
( 'A)
/( ﾍﾍ
もう厨房だってのにクラスメイトはおろか
担任にもろくに話しかけることが出来ない
当然クラスにも溶け込めず独りで居ることが多かった
- 34 名前：（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん [sage]：2006/01/30(月) 16:27:40 ID:b5zbcqsw
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職員室なんて怖くてとても足を踏み入れる事が出来なかった
特別教室の鍵をいつまで経っても返す事が出来ず
泣きそうな表情でいつまでも立ち尽くしていた事もあるんだ
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;.:; ;.:;
;.:; ┌────┐
;.:; │ 職員室 │
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│三三│ □□ │三三│ | |┌──┐|┌──┐|
│三三│ □□ │三□│ | |│ │|│ │|
│三三│ □□ └──┘ | |│ │|│ │|
└──┘ | |└──┘|└──┘|
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:;.;; | | |
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( ；'A)
( -δ
> >
笑えるだろ？ 厨房にもなってこの体たらく
あの頃の俺は本当に情けないヘタレだった
今もかもしれないけどな
- 35 名前：（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん [sage]：2006/01/30(月) 16:29:02 ID:b5zbcqsw
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そんな俺でも友達ができる事がある
新しく来た転校生とはすぐに仲良くなってしまうのだ
小学校のときは男子転校生の第一友人が俺の場合が実に多かった
（ ´・ω・）
|＼ ￣￣￣＼ ('('∀`)
|ヽ|二二二二| ヽ )
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まぁ知人が誰一人居ない環境で最初から馴れ馴れしく振舞える奴はいないわな
萎縮した人間を篭絡するのは想像以上に簡単だ
- 36 名前：（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん [sage]：2006/01/30(月) 16:30:42 ID:b5zbcqsw
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例に漏れず 奴の席が俺のすぐ後ろだったこともあり
俺たちはあっという間に打ち解けた
互いにアニメ・ゲーム等共通のオタク趣味があったしな
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だが ほどなくして俺はそいつの本当に『子供』な部分を目の当たりにすることになった
かなり昔に地下スレに貼る予定で作り始めた
こんな長文だらけの鬱話誰も読みたくないだろ、と途中で気付き放置
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